つぼの価値

言葉遊び記録

昨日高校からの友人であるデザイナーの友達と話していたんだ。

面白いことを言っていた。
作ったものを見せる時に、言葉を聞いて、ものを見るのではなくて、ものを見て、言葉は後から来なきゃダメだって。

俺は言葉が先だろうと思ったしそう言った。

同じワインを「これはスペイン産で、スペインの乾いた風がぶどうには良い刺激となり、それを熟成させたものです」とか説明聞いてから飲むのと、何も聞かずに飲むのでは美味しさが違うに決まってる。


それでも彼は、陳列された服のなかで、言葉に頼らず一際輝かせることが大切だって言ってた。

結論は出ず。

後日、その答えのヒントとして、つぼの価値の例えを思いついた。

例えば1000万円のつぼってあるでしょ?
それが欲しい人って、1000万円するから欲しいか、その他背景とか歴史に価値を感じて1000万円と交換するわけだ。多くは。

その1000万のつぼが普通のデパートに並んでいたら、何がいいのかさっぱりわからない。
だから必要なんだ、これはある理由があって1000万なんだって。


お金って、媒体はなんでもいいのかなって思う。その人が価値を感じるのであればそれを通して気持ちのやりとりができる。価格の大きい小さいはその人がお互いに決めればいい。
恋人同士のルールみたいなもんだ。

ただ俺も商品を出す側だから、こう言いたい。
俺は7万円のコースを作った。
それを買えとか、すごいだろとかは言わない。
ただただ提案したい。

こういうのがあるよ!って

あとは神のみぞ知るだ。